歯について
エナメル質
歯冠表面を覆うきわめて硬い物質(体の中で最も硬い組織)。
約96%がヒドロキシアパタイトを主成分とする無機質、残りの4%が水と有機物である。
象牙質
歯の主体をなす硬組織。
70%がヒドロキシアパタイトを主成分とする無機質、20%が有機物、10%が水からできている。
セメント質
歯根全面を覆う硬組織。
60%がヒドロキシアパタイトを主成分とする無機質、25%が有機物、15%が水からできている。
乳歯
人間の子供の頃にある歯は合わせて20本であり乳歯(脱落歯、第一生歯)と呼ぶ。
方から順に乳中切歯、乳側切歯、乳犬歯、第一乳臼歯、第二乳臼歯と呼ばれる。
乳歯は生後6~8ヶ月ごろより多くの場合は下顎の前歯から生えてくる。
3歳頃には全て生えそろう事が多い。 乳歯は永久歯と比べてエナメル質と象牙質の厚みが薄く柔らかい。
全体的に歯は小さく、青白や乳白色を示す。
石灰化度が低いため、う蝕になりやすい。
また、乳歯には骨髄や臍帯血に比べて高密度で幹細胞が含まれており、近親者へ移植できる可能性もあることから、骨などの再生の実用化に向けた研究が進められている。
永久歯
6歳頃から永久歯が生え始める。
人間の永久歯は大きく切歯、犬歯、小臼歯、大臼歯の 4種類に分ける事が出来る。 現代人の歯は上下合わせて28本。
親知らずを含めると32本である。 切歯は中切歯、側切歯の2種類上下計8本ある。
犬歯は上下計4本。
臼歯は計20本存在し、小臼歯(第1小臼歯、第2小臼歯)と大臼歯(第1大臼歯、第2大臼歯、第3大臼歯)に分けられる。
乳歯の脱落後に生えてくる、中切歯~第二小臼歯までを代生歯、第二生歯とよび、乳歯の存在しない大臼歯を加生歯と呼ぶ。
まず、第1大臼歯(6歳臼歯とも呼ばれる)から生え始め、その後徐々に生え替わっていく。
大体13歳頃には前歯から第2大臼歯までの28本が生えそろっている。
第3大臼歯は生えてくるのが遅く、また、生えてこない事もあり「親知らず」(知歯/智歯)ともよばれる。